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矯正治療によくある質問

Frequently Asked Questions

RAMPAセラピーとはなんですか?
RAMPAセラピーは、イギリスのドクターJohn Mew氏(ジョン・ミュー氏)が考案した顎の成長方向に着目した矯正「バイオブロック療法」を三谷寧医師(吉祥寺こども診療室)が日本人に最適化し、さらに口腔外装置と組み合わせることで多くの不正咬合の原因と思われる中顔面領域の発達の問題に対して、3次元的・立体的というアプローチで健全方向への成長を促せるように開発された矯正療法です。

顎顔面口腔育成療法という考え方の中にRAMPAセラピーやバイオブロック療法があります。育成という言葉の通り、矯正装置と人の努力によって健全的に骨格を本来あるべき姿に整えることで歯並びのみならず、気道や鼻腔の問題をはじめ、様々な症状に対し改善が期待できます。

極めて特殊な矯正治療のためRAMPAセラピーを取り扱う歯科医院は非常に少なく、RAMPAセラピーに特化した専門医院としては私の知る限り全国でもそうありません。

正しい骨格へと誘導しながら歯の生えるスペースを拡げ、抜歯をせずに自然な歯並びへと整えていきます。
歯並びを良くしたいのですが?
当クリニックで提供していますRAMPAセラピーをお知り頂いた方からこのようなご質問をいただくことがあります。こんな大がかりではなくていいのでもう少しハードルの低いものはありませんか?というニュアンスが込められているようです。

患者様それぞれのお口の状態があり、それぞれのニーズに適した矯正法があります。RAMPAセラピーにおきましては骨格の問題から起因する歯並びの悪さ・歯並びが悪くなるであろうお口の状態の「原因」に直接アプローチをかけます。この同じ骨格の問題から起因して気道・呼吸の問題も起こります。

これらの根本的な治療を目指しておりますので患者様におかれましても相応の努力というものが必要となってしまいます。RAMPAセラピーは審美に焦点をあてた矯正治療ではないのです。こちらは是非ご理解いただきたいと存じます。

症状が比較的軽度の患者様には例外的にバイオブロック療法をお勧めすることはございますが、RAMPAを必要のない方にお勧めすることはございません。

しかし日々の診療・研究会やセミナー・矯正を始める前や始められた後のご相談やセカンドオピニオンとしてお越しいただく方の検査などから、骨格の問題から起因するお口の問題が非常に多く見受けられます。

どのような医院・矯正法を選ばれるにしても、歯科医師ときちんとコミュニケーションをとりご納得の上で検査・治療・アフターフォローと進んでいただきたいと思います。 
何歳頃から治療を始めたほうが良い?
大人になってからでも可能ですが、RAMPAセラピーの特質として、こどもの成長期を利用するのが顎骨のコントロールもしやすく、歯も動かしやすいのでより効果的です。大人の方ですと装着時間の制限などが変わります。

矯正を始める時期に決まりはありませんが、もし「矯正はまだ先の話」と思われていましたら少しお考えいただけたらと思います。

矯正治療には歯科的に適切な時期がございます。早く矯正を始められれば、その分健康的なお口での生活も長くなります。

一方で本人の気持ちやご家庭のご理解・ご協力も欠かせません。歯科医院で検査やご相談の上、総合的に時期や矯正方法を選択することがトータル的によろしいかと思います。

歯科医師にもそれぞれに考え方がございます。
特に小児矯正はおこさまへのご決断となりますので、迷われることもあるでしょうが是非複数の医院にてご相談されて下さい。お忙しいとも思いますがご両親お揃いでのご相談が尚よろしいかと存じます。

当院のおこさまですと5歳から10歳で始められる方が多いですね。
最近ですとコロナ禍のなか、新しい働き方も増えました。新型コロナウィルス対策としても、呼吸や歯科をクローズアップした報道も見受けられます。コロナ以前はなかなか装着時間の関係などで難しく諦めかけていた方が、将来の健康のためにもと、再びRAMPAセラピ-を検討されている例が増えています。
どんな状態だったら治療の検討が必要?
歯科として言えば、歯並びが悪い、歯が重なっている、顎が前に出ている(受け口)、歯と歯の間が広い、上手く噛み合わない、乳歯なのに歯と歯の隙間がない、あごが小さいと言われたなどです。

RAMPAの考え方まで広げると、口呼吸をする、いびきをかく、睡眠時無呼吸症候群、鼻が詰まる、中耳炎を繰り返す、風邪を引きやすい、のどの奥が見えない、ガミースマイル、姿勢が悪い、集中力がない、お口がポカンとしている、多動など、実に多くのサインがあります。

「矯正は永久歯が生えてから考えよう」や「歯科医院で経過を見ましょうと言われた」などで様子見をされている親御様も是非ご相談されて下さい。

最近は、より健康を意識され「どのような状態だったら治療…」から「未来の健康のために!」との価値観をもっていただける親御様も増えています。

最近、矯正治療を始められたおこさまでは当クリニックがお願いしている装着時間以上の努力をご家庭でされ、驚くほどの変化がみられています。
矯正治療中に痛みはある?
矯正装置をつけると顎に力が加わるため、違和感や痛みが起こる場合があります。個人差はありますが、数日程度で違和感や痛みは治まっていきます。矯正期間はまず「矯正装置に慣れること」が最初のステップです。 
矯正後に歯並びが元に戻ることはある?
こちらはある程度、矯正について調べられた方のご質問ですね。
そう、歯並びは1回きれいに整えたからと言ってずっとそのままいられるわけではないのです。生活習慣や癖、むし歯で歯を失うなどで再び歯並びが乱れていってしまうことがあります。

まず大切なのは歯が固定されるまで、粘り強く矯正することです。状態によっては矯正後から1~2年程度、保定装置を使用する場合もあります。

しかしRAMPAは顎骨そのものを動かす矯正方法ですから、歯だけを並べ直す一般的な矯正治療より後戻りは少ない傾向にあります。

こどもと女性の歯科クリニックでは「心身ともに健康に、歯も残して長生きしてほしい」と欲張りな目標を持っています。おこさまですと20歳位になるまで「姿勢が悪くなっていないか」「親知らずの状態はどうか」など、定期的にフォローをしていきます。
どれくらいの頻度で通う必要がある?
発育途中の子どもは個人差が大きいため、状態によって通院頻度も変わってきます。

あくまで目安ですが口腔内装置の装着期間が1~3年、並行して外付けのRAMPA装置の装着期間が約3か月を2~3クール(この時期が一番大変ですが成長途中のおこさまで1日10~12時間の装着が必要です)行います。
その間に、およそ2週間に1度程度の通院が必要になります。
こどもの時期に矯正を始めると良いことはありますか?

上顎の成長をコントロールしやすい

子どもの身体は成長途中のため、大人よりも骨が柔らかくなっています。上顎骨の発育は乳児期に始まり、母乳から離乳食、そして普通食へと進む過程で成長していきます。この時期に舌や顎を適切に使えていなければ、これはのちに上顎が狭くなり、結果、上顎骨の後ろにある空気の通り道が狭くなることを意味します。

顎顔面口腔育成療法は、成長が盛んな5~10歳に始めるのが理想的とされていますが、それは上顎の成長のコントロールが一番しやすい時期、という意味でご参考にされてください。

10歳を超えると発育は落ち着いていきますので、その前に矯正を受けられると上顎の発育を補うことができます。強い負担をかけなくても歯が動くため整えやすく、顔の歪みも軽減することがあります。

永久歯がきれいに生えやすい

歯が生えるスペースが足りないことで歯並びが乱れていることが多く、その状態から大人になって矯正する場合、永久歯を抜かなければならないケースが多くあります。子どものうちにRAMPAセラピーを受けることで、顎骨の健全な成長が促され、顎骨の歪みや撓み(たわみ)が改善します。

その結果として歯が生えるスペースが広がります。これが床矯正とは異なるところです。RAMPAによって骨格から改善され確保されたスペースは、将来的に永久歯がきれいに生えやすくなります。

RAMPAセラピーにおきましては、いわゆる二次矯正が必要なくなるか、永久歯を整えるにしても負担が軽くなる可能性が高くなります。
RAMPAセラピーにおいては歯を抜くことはまず考えません。

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