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従来の小児矯正とランパセラピーの違いとは?

【ニュースレターVol.3】

歯並びが悪くなる根本原因

お子様の矯正治療に「ご納得できていますか?」

「お子様の歯並びが気になる」「将来のために矯正を考えている」――そうお悩みの親御様は多いでしょう。しかし、矯正歯科での「抜歯が必要かもしれません」「ワイヤーで歯を動かしましょう」といったイメージに、小さな疑問符を抱えていませんか?

大切な我が子のために、ベストな治療を選びたい。その想いから、この記事にたどり着いたことは無駄な努力ではありません。

本記事では、長年当たり前とされてきた従来の小児矯正に疑問を投げかけ、ランパセラピー(RAMPA)という新しい選択肢との違いをご説明します。

この記事を読み終えたとき、「なるほど!歯並びが悪い原因はそこにあったのか!」という、気づきが得られるかもしれません。そして、お子様の健康と未来にとって、何が本当に大切なのかを見極めるきっかけになれば嬉しいです。

【この記事でお伝えすること】

  1. 従来の矯正治療が持つ根本的な疑問
  2. 歯並びの悪さが「歯」の問題ではないという「なるほど!」の気づき
  3. ランパセラピー(RAMPA)が目指す根本解決

■従来の小児矯正の「常識」に潜む根本的な疑問

大人の矯正治療、ワイヤーやマウスピースを使った治療の多くは、見た目の「歯の配列」を美しくすることに焦点を当てています。抜歯の検討も主にこの段階です。小児の矯正で使われることは多くありません。小児矯正では、乳歯から永久歯への生え替わりを見据えたアプローチをします。抜歯を避けたいならば、小児矯正(一期矯正)のご検討が必要です。

お子様の乳歯列に隙間がない。すでに歯がガタガタ(叢生)になっているとなれば、永久歯への生え替わりのために、「スペースが足りない」=「顎が小さい」と考え、以下の2つのアプローチを取ることが一般的です。

  1. 拡大装置:歯列を横方向に広げて、スペースを作る
  2. 抜歯:のちに永久歯を抜いて、スペースを作る

しかし、ここで立ち止まって考えてみてください。

なぜ、お子様の「顎」は、歯が綺麗に並ぶほど大きくならなかったのでしょうか?

単に「歯が大きいから」「顎が小さいから」で片付けてしまうと、本当の原因を見逃してしまうかもしれません。従来の矯正治療が、歯を動かした後に「後戻り」しやすいという問題を抱えるのは、この「原因」ではなく、「結果」に対処していることが大きな要因です。

歯並びの悪さに対して、原因である顎の成長不足を置いて、見た目の歯列だけを整える。それは、大きくは動かせない歯列を動かし、それでも足りなければ抜歯をしてスペースを作るという、本来の人の成長とは異なる対処法なのです。

※写真は歯列矯正の前後の比較ではありません。土台が広がっていることに注目してください。

■「なるほど!」歯並びが悪い本当の原因は「中顔面の成長不良」

もちろん、それが全ての原因を言い当てているわけではありません。歯並びの悪さが十人十色であれば、その原因もさまざまです。従来の矯正治療でも十分なお子様ももちろんいます。しかし、顎の成長の問題を提示できても、それに直接対応すること自体が、矯正治療では大変難しいことでした。仕方なく、歯列だけ‥という側面もあったでしょう。

お子様の歯並びが悪くなるのは、「歯」の問題ではなく、その歯が生える「土台」、つまり上顎と下顎が正常に成長できていないことが原因の大半です。

この顎の成長に最も大きな影響を与えるのは、以下の2つの要素です。

  1. 呼吸:口呼吸ではなく、鼻呼吸ができているか。
  2. 舌の位置:舌が正しい位置(上顎につく位置)にあるか。

現代の子どもたちは、食生活の変化や姿勢の悪化などにより、口呼吸になりがちです。口呼吸をすると、舌の位置が下がり、上顎の内側から外側に押す力が失われます。そして舌の支えがないことで、上顎は落ちてきます。ガミースマイルはその分かりやすい例です。その結果、上顎の骨が十分に成長せず、歯を収めるスペースも不足してしまうのです。

この中顔面の成長不良こそが、下顎の成長にも影響を与え、歯並びのガタつき、出っ歯、受け口、そして歯だけではない全身の健康問題(呼吸機能の低下、睡眠の質の低下)まで引き起こす根本原因なのです。

※写真では鼻の下から前歯までの距離が短くなっていることに注目してください。RAMPAによって上顎が上方に変化しています。これが本来の正しい成長方向です。中顔面とは顔の中心、鼻周りのあたりを指します。

■従来の小児矯正とランパセラピー(RAMPA)の違い

従来の矯正治療への疑問と、歯並びの根本原因への気づきを得た今、ランパセラピー(RAMPA)のアプローチを見てみましょう。RAMPAは、この根本原因(中顔面の成長不良)にアプローチする治療法です。

比較項目従来の小児矯正(一期治療)ランパセラピー(RAMPA)
治療の主目的歯を動かして歯列を整える、もしくは二期矯正への準備中顔面を正しい方向に成長させる
対象とする原因歯列の「スペース不足」(結果)骨格の成長不良と口腔機能不全(原因)
顎の拡大方向主に側方への二次元的拡大側方・前方・垂直への三次元的成長誘導
装置の主な働き歯列に力をかけて移動させる骨格に力をかけて、正しい成長へと誘導する
将来的な影響二期治療では抜歯が必要な場合もある抜歯のリスクはほぼない

ランパセラピーの独自性:「中顔面の三次元的成長誘導」

ランパセラピーは、上顎の成長を前方・側方・垂直方向の三次元的に誘導し、本来そうあったであろう骨格へ可能な限り近づけることを目的としています。

装置の力で無理やり歯を動かすのではなく、土台である骨格を健全な形に近づけることで、お子様が本来持っている口腔機能・呼吸機能を最大限に引き出し、顎全体の土台も広げます。これにより、将来的に永久歯が自然と正しい位置に並ぶスペースを確保するだけでなく、口呼吸の改善や姿勢の改善といった健康面での大きなメリットをもたらします。

未来のために、治療の選択肢を

「歯並びが悪い」という問題は、単なる審美の問題ではなく、お子様の健全な成長発達、そして生涯の健康資産に関わる問題のサインかもしれません。

従来の矯正治療が「歯を整える」ことを主眼としているのに対し、ランパセラピー(RAMPA)は「歯がきちんと生える土台と正しい呼吸機能を育てる」という、全く異なる哲学に基づいています。このアプローチこそが、抜歯を回避し、後戻りのリスクを減らし、お子様の健康な未来を築くための鍵となります。

もし今、従来の矯正方法に少しの不安を感じているのなら、ぜひランパセラピーという選択肢についても深くリサーチし、相談を受けてみてください。お子様の将来の健康を守るため、「なるほど!」の気づきを、行動に変えることが後悔を避けることにつながります。

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🏥こどもと女性の歯科クリニック
✧ 日本に2件の小児矯正「ランパセラピー」専門

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ランパセラピーって?

中顔面の発達をサポートすることで、歯列のみならず、呼吸器疾患や耳鼻疾患の問題を改善していくことを目的としている矯正治療

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