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【ブログ:Vol.9】

「矯正が必要になるのは、なぜだろう?」——お考えになったことはありますか?
答えは、「歯が生える土台がきちんと育っていないから」。
実は、お子さんのお口の土台づくりは、生まれた瞬間から、いえ、生まれる前から始まっているのです。
今回は当院が赤ちゃん歯科に取り組む理由と、そこから誕生し、リリースされたアプリ 『BABY&Lab』についてご紹介します。
近年、学校の歯科検診では、むし歯の子どもが着実に減っています。これは予防歯科が根付いてきた成果だと言えるでしょう。しかしその一方で、歯並びに問題のある子どもは増えています。
歯並びが悪くなる原因は、「歯の生え方」ではなく、上下のあごの骨の劣成長にあります。
たまたま運悪く、歯並びがガタガタになったのではなく、「土台を上手に成長させてあげられなかった。」という言い方がより現実に則しています。つまり、社会環境やライフスタイル、世に広まっている赤ちゃんグッズやメソッドが赤ちゃんのためのそれらとはなっていない可能性があります。
歯が生える土台とは「上下のあごの骨」。あごの骨が十分に育たないと、気道や鼻腔が狭くなり、酸素の摂取能力まで下がってしまいます。これは見た目の問題にとどまらず、脳の発達や呼吸機能にも関わってくる、深刻な健康問題です。
ただしこれらの概念は、既存の矯正治療の範囲外。矯正治療とは「審美・見た目・歯」が世間一般のイメージです。ですが、その根本改善に必要なのは、あごの骨への歯科的アプローチ。「治療」と「原因」の認識に大きな乖離があります。歯並びの悪さとは、あごの骨の劣成長によって表出した一つの現象なのです。
では骨格という土台とはいつから作られるのか——答えは、生まれる前から。子どもの骨格の約80%は、生後1年でその基礎が完成すると言われています。だからこそ、「矯正が必要にならないように」、乳児期からのケアが大切なのです。
赤ちゃんが口をぽかんと開けているのは一見かわいらしいですが、これはいわゆる「癖」ではなく、身体からのSOSのメッセージであることがあります。抱っこの仕方、抱っこ紐の使い方、離乳食の形状など、日常のちょっとした習慣が赤ちゃんの発達に影響し、気づかないうちに口呼吸を誘引している(=呼吸が苦しく酸素不足になっている)ことがあるのです。
口呼吸が続くと、舌の位置が下がり、中顔面(鼻周りの骨格)の成長が妨げられ、歯並びや全身の健康に悪影響を及ぼします。ここで示した「中顔面の成長が妨げられる」の一部が矯正歯科で指摘をされる「あごが小さい」です。
ここで何らかの手段で歯並びを整えても、根本的な解決にはなりません。骨格ごと再構築をしなくては、「呼吸の質」は変わらないのです。赤ちゃんの口呼吸は、これらの「負の連鎖」の入口。
口呼吸のほか、いびきや受け口傾向の表情などは、「呼吸が苦しくなっているよ」という赤ちゃんからのSOSサインかもしれないのです。このサインに気づき早急に対処できるかどうかが、お子さんの将来の歯並びや呼吸機能を大きく左右します。
ドロドロのピューレ状の離乳食が普及している一方で、「咀嚼が大切」とも言われる——。この矛盾に違和感を抱いたことはないでしょうか。
当院の赤ちゃん歯科では「BLW(Baby-Led Weaning=赤ちゃん主導の離乳食)」という考え方をベースに、あごの発達を促し、赤ちゃん自ら噛む力を獲得していける離乳食についてレクチャーしています。


具体的には、生後6ヶ月頃から(腰がしっかり座り、食べ物に興味を示し始めたら)、掴める大きさのやわらかい固形の食べ物を、家族と一緒に食べ始めます。赤ちゃんが自分の手で食べ物を掴み、かじり、自分のペースで飲み込むという一連の動作が、あごの発育を促し、脳への刺激にもなります。
ベタベタドロドロの離乳食では、これらの機能は育ちません。離乳食の時期は、赤ちゃんが「食」を学ぶ大切な時期でもあるのです。
ここまで読んでいただいたことはいずれも、当院の赤ちゃん歯科でお伝えしていることです。
赤ちゃん歯科(教室)に来てくれた親御様たちからは『家でも実践したい』というリクエストを多くいただき、それに応えようと開発したのが、乳児期からの口腔ケアと発育をサポートするアプリ『BABY&Lab』です。
コンセプトは「マイナス0.5歳から始める、矯正が必要にならないお口づくり」。
おしゃぶりとの向き合い方、正しい抱っこの仕方、ハイハイの促し方、舌の正しい位置——育児書ではなかなか教えてくれないことを、動画でわかりやすく解説しています。 忙しい育児の合間に、何度でも確認できるのが、アプリならではの強みです。可能ならば、妊娠中の落ち着いている時期から、これらの知識を知っておいてほしい。
それでも、その知識を生活に落とし込んで実践するのは大変です。でも、知ってると知らないでは違います。今は少しのその小さな差が、お子さんの将来には大きく関わってきます。
【ママたちから寄せられた声:アプリ内より抜粋】
・「世の中には便利な赤ちゃんグッズがあり上の子の時はそれに頼りすぎてしまったことで、あごや歯並びなど影響が出てしまったと反省しています。いま頑張ることで子どもの将来を変えていくことができると思ってケアに取り組んでいます。」
・「一人目の子のころから三番目の子まで赤ちゃん歯科に通っています。抱っこの仕方やお口や身体のマッサージなど、とても親身になって教えてくださり、子どものあごのかたちにも良い変化がみられています。」
・「抱っこの仕方などを習ってもだんだん自己流になってしまいます。アプリがあれば自宅でも正しいケアが実践できるのでとても良いと思います。」
【アプリ概要】
名称:BABY & Lab(ベイビー・アンド・ラボ)
対応OS:iOS(iPhone/iPad)、Android
価格:通常月額 3960円(税込)⇒ リリース記念モニター価格 月額1000円(税込)
※先着100名様、月額1000円プランはご登録後3か月有効、3か月以降は通常月額3960円となります。
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🏥こどもと女性の歯科クリニック
✧ 日本に2件の小児矯正「ランパセラピー」専門
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ランパセラピーって?
中顔面の発達をサポートすることで、歯列のみならず、呼吸器疾患や耳鼻疾患の問題を改善していくことを目的としている矯正治療
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