child caries
suggestion
歯科医院としてのお願いですが、「むし歯があったら歯医者に行く」という考え方は、ここでリセットして、「これからはむし歯にならないように気をつけよう」とのお考えを持って、歯医者をご利用下さい。
歯科で行う予防処置には、痛みのような苦痛を伴うものはありません。事前の予防などから通われることで、お子様には歯医者は嫌なところのイメージを植え付けないようにすることが上手な歯医者の使い方です。
Caries treatment
唾液を採取し、ダイアグノデントという専用器材でむし歯や歯周病のリスクを数値化し判定します。
数値の判定基準は以下
0〜14以下:正常
15〜40:予防処置及び経過観察
41〜99:むし歯の始まりですので、低侵襲な治療及び予防処置が必要
従来の切削に変えて歯科用レーザーを使用します。治療部分は最小限に痛みもほとんどありません。神経を守るお薬はDoc,s Bestセメントが基本です。
治療に必要な場合はラバーダムを行い、安全面にも配慮します。切削までは至らない、ごく初期のむし歯はレーザーで処置し再石灰化を促します。
シーラントは、フッ素塗布と並んで、むし歯予防の基本となる処置です。奥歯の噛む面は、細かく複雑な溝があり、むし歯になりやすい場所。
その溝を、歯科用の樹脂で物理的に埋めて平坦にすることで、予防効果を高めます。処置に痛みなどはありません。
当院ではシーラント前に、必ずレーザーで裂溝のクリーニングをします。
当院では、フッ素イオン導入を採用しています。
フッ素イオン導入は、従来のフッ素塗布よりも歯質が強化されます。また、イオン化したフッ素を直接歯質に取り込みますので、フッ素を飲み込む心配がありません。
フッ素処置後の飲食もすぐに行なえますので、フッ素に対して心配をされている親御様にも安心です。
お子様の状況により、必要な処置は異なりますが、当院のむし歯関連の治療は、上記が基本となっています。より質の高い治療をお受けいただきたく、いずれも保険外診療ですが、保険内での診療もお選びいただけます。
治療完了後には、定期的なメンテナンスをご提案しています。むし歯や歯周病は再発しやすいため、定期的なチェックとメンテナンスは大変重要です。
メンテナンスでは、クリーニング、むし歯や歯周病のチェック、歯磨きの仕方などもアドバイスいたします。
当院の予防歯科クラブ「Well-BeingClub」をご活用いただき、むし歯を作らない予防習慣を心掛けてください。
flow
こどもと女性の歯科クリニックでは、患者様の待ち時間を短縮するために、完全予約診療制度を採用しています。受診をご希望の方は、お電話、またはオンラインよりご予約ください。
当日、受付にお越しいただいた際には、保険証の提示・診察券(再診の方)の提示・問診票の記入をお願いいたします。
問診票には、お口のトラブルはもちろん、配慮が必要な持病の有無、服用中のお薬などもご記入ください。
小さなお子様をお連れの場合は母子手帳もご持参ください。生まれてからの成長もお伺いいたします。
出血や痛みなどがひどい場合には、応急処置を優先することがあります。
検査や問診から得た情報をもとに、治療内容や治療方法などをご提案します。患者様がご納得いくまでご説明いたします。不明点・疑問点は、ご遠慮なくお申し付けください。
当院では、長期的な視点での口腔内の健康を第一に考えています。治療のご提案の際には、自由診療となるものもありますが、保険内診療とお選びいただけます。
患者様に治療のご納得をいただいた後に、治療開始となります。治療によっては定期的に通院していただく場合もあります。
Preventing TOOTH DECAY
日本歯科医師会では、「8020運動」を提唱しています。
これは、「80歳になっても、自分の歯を20本以上保とう」との趣旨から発信されています。20本以上の歯を残すことで、QOLの維持向上を目指すというものです。ご自身の歯で生活している方は、健康寿命も長いと示されていることが、その根拠の一つにあります。
ならばなぜ、歯を失う前提で目標を設定しているのかが、小さなクリニックには分かりません。親知らずを省いたとしても、歯は28本もあります。
せっかくならば、80歳になったって、28本全部を残す努力をしてほしい。
今、いくつか歯を失っていたって、これ以上は失いたくない。せめて、お子様にはその道筋を示してあげたい。大切な想いです。
赤ちゃん歯科、矯正歯科から始まり、日々のメンテナンス、定期健診と予防処置の習慣。予防歯科とは、歯科で行う診療ではなく、人の考え方に基づく行動なんですね。
Let’s know about cavities!
むし歯は、口内に生息する常在菌、「ミュータンス菌」がきっかけとなり、発生します。
ミュータンス菌は、口の中の糖質を取り込むことで、ネバネバとした歯垢を作り出し、歯の表面を覆います。さらに、この菌は糖質を発酵させて酸を作り出す性質もあるため、歯垢の中は酸性になります。
酸性の状態が続き、歯の成分が溶かされたものが、「むし歯」とされるものです。
この酸性状態は、歯磨きと唾液の緩衝能(かんしょうのう)という機能によって、「徐々に」本来の中性へと戻ります。
つまり、歯磨きをしても、すぐ中性に戻るわけではないんですね。でも、糖質が入ると、あっという間に酸性になります。
食事以外にも、間食や甘い飲み物など、糖質が口に入る機会は多いものですので、お口の酸性状態を避けるって案外大変なことです。
むし歯予防の最重要ポイントは、「お口の中の酸性状態を極力作らないこと!」です。
痛みに対する敏感さが、乳歯と永久歯では異なります。乳歯の方が痛みに対して鈍いため、気付いた時には進行していることも珍しくありません。
乳歯のむし歯ですと、お子様も痛みを訴えず、どうせ永久歯に生え変わるからと治療に足が遠のく親御様もいらっしゃると伺います。歯が生え変わる混合歯列期では、乳歯のむし歯が永久歯に影響を与えることもあります。
むし歯の進行によっては、最終的に歯を失うことになりかねません。早期に歯を失うことで、本来なるはずではなかった不正咬合を招くことになるかもしれません。乳歯であっても、治療は必要です。様子見が良い結果となることは、まずありません。
「母乳しか飲ませていないのに、むし歯になると聞いたのですが?」と、ご質問をいただくことがあります。母乳育児は、栄養学・免疫学はもちろん、精神的にも経済的にもメリットがありますので、卒乳にも悩まれているかもしれません。
確かに、歯を溶かす酸の原料は糖質で、母乳には糖質の一種である乳糖が含まれています。
結局は、お口の中が酸性の状態で続きやすい生活習慣が問題です。そして、早い段階でむし歯菌に感染させる可能性には注意しなくてはなりません。
もともと、むし歯菌(ミュータンス菌)は、赤ちゃんには存在しません。
むし歯菌の感染に気をつけること、母乳には糖質が含まれていることを理解しながら、赤ちゃんのお口のケアをされて下さい。
point
お口の管理に歯磨きは非常に大切です。歯ブラシが届きにくい歯と歯の間、奥歯や歯の根元は、むし歯にもなりやすいものです。力は必要ありません。軽めの力加減で大丈夫です。歯ブラシがしっかり当たるように、ゆっくり丁寧に磨くようにしてください。
歯磨きって何となくのうちに磨く順番・場所など、人それぞれで癖がつきます。どうせなら、正しい歯磨きの癖をつけた方がいいですね。あとから癖を直すのは大変です。歯石とは磨き残しが石灰化して固くなったものです。
つまり、歯磨きの癖でいつも同じ場所を磨き残しているということなんですね。まずは、磨き残しのない、正しい歯磨きの仕方を歯医者さんで教えてもらってください。
ただ歯磨きで終わらせてしまうのは非常にもったいないです。表面は磨けても、歯の全面をきれいにしたことにはなりません。そこで歯と歯の間、デンタルフロスも併用して下さい。
さらにもうひと手間、ぜひ歯医者さんで健診をしてもらい、むし歯予防効果の高いシーラント・フッ素・PMTC(クリーニング)のお話も伺ってみて下さい。
むし歯の原因を知り、生活習慣を整えることがむし歯予防では非常に重要です。これらが揃うことで、むし歯のリスクは今よりもはるかに低くなります。
ただ、ご自身ならともかく、お子様に対して大変なのはすごくよく分かります。
それでも少しの油断からなってしまうのがむし歯なんですね。ですので、予防は歯医者さんと二人三脚、その意識がすごく大切です。
Be careful.
歯磨きは、むし歯・歯周病予防など、口腔内管理という観点から、大切な習慣です。しかし、「なぜむし歯になるのか?」のメカニズムから見えてくる意識と習慣からも予防はまだまだできます。
ここでのキーワードは
むし歯の原因と唾液の重要性
むし歯は、食事などで取り込まれた糖質をもとに、口内細菌が口腔内を酸性状態にすることで、歯が溶かされてしまうことから起こります。
歯は酸に非常に弱いものですが、通常は唾液の循環によって、徐々に中性に戻ります。また、唾液にはごく初期のむし歯の再石灰化という唾液にしかできない重要な役割もあります。
お口の中では、電子顕微鏡でしか分からないほどの、酸による侵食と唾液による再石灰化が繰り返されています。このバランスが崩れたとき、むし歯という症状となって現れます。
口腔内の酸性状態が中性に戻るまで、おおよそ1~3時間くらいかかるとされていますが、これは緩衝能という個人の唾液の性状にもよります。
歯科で行われる、むし歯・歯周病のリスク検査は、この緩衝能の強弱も判定基準の要素になります。特にケアしているようには見えないのに、なんだかむし歯にならない人っていませんか?それはこの緩衝能が強いタイプの人かもしれませんね。
むし歯になりにくくするためには、唾液の分泌が重要です。
「よく噛んで食べましょう」は、むし歯予防にも当てはまります。逆に、早食いや水で流し込むような食事習慣は、むし歯になりやすいですね。
煮物やカレーの野菜を大きめに切るという工夫も、よく噛むためにはいいアイデアです。
メリハリなく、だらだらと飲食を続けることは、口腔内の中性滞在時間が少なく、ほぼ酸性状態にあるということになりますね。
これを視覚化したグラフを、ステファンカーブといいます。食べるとき・食べないときのメリハリをつけ、なるべく酸性状態を作らないことを考えてください。残念ですが、歯磨きをしてもすぐには戻りません。
中性に戻る時間を、「徐々に」よりは早くできないものでしょうか?当院では、キシリトール入りのタブレットをおすすめしています。
(ガムでもいいのですが、小さなお子様は上手に噛めませんので)
キシリトールは口腔内を酸性にしにくい甘味料で、むし歯菌の活性を抑える効果があります。また、タブレットなどを口にすることで唾液の分泌が促され、口腔内を中性に戻し、歯の再石灰化を促す一助になります。
就寝時は、唾液の分泌が減ります。
寝る前の飲食は、口腔内が中性に戻るまでの時間を伸ばし、結果的に酸性状態が長く続くことになりますね。「唾液の分泌が減る」は、口呼吸やお口ポカンでも同じことがいえます。
また、口呼吸やお口ポカンで、口腔内が乾燥することは、歯の汚れをこびりつかせます。汚れて乾いた食器を洗うのは手間と時間がかかりますね。それと同じです。口呼吸は弊害が多いので、歯科へのご相談をおすすめします。
おすすめの歯磨きポイントは、歯磨き粉は使わずに、「唾液で磨く」ということ。
唾液中には有益なミネラルがたくさん。唾液を歯に刷り込む意識でのブラッシングで自然と歯質が強化します。歯磨き粉を使うと、キレイになった気になってしまうのが困りもの。
歯磨き後に、ご自身の舌で歯に触れてみると、磨けているところとそうでないところが分かります。気分的にスッキリしなければ、歯磨き後に洗口液などをお使いになってみてください。
緩衝能には強弱がありますが、唾液の性状は一時的にパワーアップすることができます。
「唾液線をマッサージ」することで、刺激唾液という緩衝能に優れた唾液が分泌されます。
歯茎やほっぺを、何となくでもマッサージして刺激を与えるだけでも、ある程度は効果があります。また、当院の歯周病治療である「はぐきがため」という歯磨き法でも唾液の性状は変化します。興味がございましたら、一度、施術を受けられてみてください。
正直、私も小さな頃は歯医者が嫌いで仕方がありませんでした。イヤイヤながらも、覚悟を決めて行ったものです。
現在では、多くの改善も積み重ねられ、「なるべく痛みの少ない治療」という面でも歯科は進歩しています。それでも、お子様にとって歯医者が怖いのは、今も昔も変わりませんね。
当院でも、手作りの絵本でお子様本人に歯医者さんの説明をしたり、診療台にもドキドキの元である器材が視界に入らないものを選んだり、少しでもお子様の緊張を和らげてあげたい。少しでも楽しい場所と思ってもらえるように願っています。
でもやっぱり怖いんですね。それは未知のものからだったり、経験したことからだったり、ある程度は仕方のないことです。悪いことではありません。
しかし、歯科治療には、切削器具など危険な器材もあります。歯医者に対してマイナスイメージがつくことも、決してよいものではありません。緊急性の高いものでなければ、「長い目で見ましょう」と判断をさせていただく場合がございます。
一方で、緊急性が高い場合には、ネットの使用をご提案させていただく場合もあります。ただ、可能な限りは、お子様の「自分で頑張った!」を育んでまいりたいと思います。
親御様におかれましても長く温かい目で、お子様にとって歯医者が怖い場所とならないようなご配慮をお願いいたします。
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当院は完全予約制で診療を行っています。
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